㉙この会社に入りたい…(機能性ディスペプシア闘病記)

はじめての方はこちらをご覧下さい。

 

㉙この会社に入りたい…

f:id:cinamonland:20211221230521p:plain

前回までの様子↓

cinamonland.hatenablog.com

cinamonland.hatenablog.com

cinamonland.hatenablog.com

 

 

就活を始めて3か月。

自宅の最寄り駅1つ隣にある企業に面接に行きました。

「週3日~OK。4時間~6時間勤務。時間・曜日は柔軟に対応します。」という条件を見て、これなら無理のない範囲で仕事ができそうだと思いました。

でもこれまでのように求人内容と面接で聞く内容が異なっている可能性も高かったので、今回ばかりはしっかりと自分の勤務条件を伝え、確認しました。

もしここで条件が合わなければ縁が無かったとあきらめようと思っていましたが、面接官の言葉は意外なものでした。

 

「ここの職場は女性が多くて、みんな子育てを経験してきた人ばかりですよ。今は介護でお休みがちな人もいますし、それぞれ事情を持ってます。でもみなんなチームとしてフォローし合ってきたので、大丈夫ですよ。」

 

「みんなチーム」や「フォローし合う」というワードが響き、仕事は営業事務で業界も未経験でしたが、この会社に入りたい…と思いました。

また機能性ディスペプシという持病がある私ですが、女性が多くアットホームな職場の雰囲気を見て、体調が悪くなっても大丈夫かも知れないと思えました。

急なお休みでも対応してくれる体制が、何より安心させてくれました。

 

そして面接の翌日ー。

採用通知がきて、やっと仕事が決まりました。

就活を初めて3か月と書きましたが、実際は面接までいかない期間を遡ったらもっとかかっていました。

これまでの苦労(?)を思い返すと、やはり仕事は縁なんだなあと思えました。

 

ただ機能性ディスペプシアや持病がある人は、再就職することにとても不安を抱えている人も多いと思います。

実際、職場の予期せぬトラブルで身体を壊す人も少なくありません。

わたしは仕事をしていない状態で機能性ディスペプシアを発症したので、仕事を始めることはそのときの環境を変える1つの手段のようにも思えていました。

1つのことを何度も頭をよぎらせて考えすぎてしまう性格なので、仕事をすれば今ある悩みを少しでも考え込む時間が減らせるかも知れない…そう思いました。

 

そして実際、仕事を始めたことで忙しくなったものの、これまでの環境をプラスへと変えてくれたように思います。

もちろん大変なこともあったので、そんなこともこれから描いていこうと思っています。

 

次回は「㉚入社初日」について書きます。

今回も最後までお読み頂き、ありがとうございました。