ここ最近で一番欲しかったもの。
それは、本屋で見かけたルピシアの『ブック オブ ティー』です。
30種類のお茶の詰め合わせが入ったこの特製ボックス。
おしゃれなパッケージと言い、その中身と言い、ときめかずにはいられませんでした。
だけど倹約家の私。
欲しいものがあっても、安いものでないかぎり衝動買いはほとんどしません。
とりあえず本当に欲しいのか、いったん冷静になって家で考えます。
大抵そこで諦めがつくのですが、今回は
「あの30個のお茶でどれほど満たされた時間が過ごせるだろう?」
と夢を膨らませる一方でした。
そして…。
ささやかな幸せを求め、ついに購入!
このボックスデザイン、クラシカルで見れば見るほどすごく素敵です。
中はA4用紙が入る大きさで、収納箱としても使えます。
実はこのルピシアの『ブック オブ ティー』は、毎年発売されていて、今回で第16弾となるそうです。
ミニ冊子は毎回テーマを変えていますが、2022年は「世界の茶器」をテーマにしていました。
丸谷焼のオリジナルカップと小皿も、上品なデザインでお茶タイムを彩ってくれそうです。
お茶を飲んでみた感想
この『ブック オブ ティー』を購入してから、家でのお茶タイムが特別で贅沢な時間となりました。
ティーバックが入った袋の裏にはお湯の温度、抽出時間の目安が書かれていたので、忠実にその通りに淹れて飲んでいます。
これまでに飲んだお茶を少し紹介します。
【白鳳烏龍 極品】


台湾の烏龍茶です。
名前からして高貴な方々が飲まれるのでしょうか。
とても上品な白桃の香りがし、ほろ苦さもあり味わい深かったです。
オリジナルカップで淹れたので、オリエンタルな雰囲気がありました。
【アプリコット】


あんずの香りがして、とてもフルーティーな味わいです。
ハーブティーに近い紅茶という感じで、甘酸っぱさがありました。
この日はパウンドケーキと合わせて頂きました。
【ラタタン】


バニラの風味が香り立っています。
アッサムがベースなので、ミルクを入れるとまろやかになりました。
焼き菓子のベストパートナーということなので、クッキーと一緒に頂きました。
【深蒸し煎茶 おまえさま】


鹿児島と京都の茶葉がブレンドされています。
コクがあるのにどこか甘みがあり、優しく上品な味がしました。
やっぱり日本茶は、和菓子がぴったり合います。
【キームン・クイーンズホープ】


中国紅茶ですが、英国民に愛された紅茶らしいです。
渋みが少ないのでストレートでも飲みやすかったです。
フローラル系の香りがし、さわやかな味わいでした。
迷いながらも購入した『ブック オブ ティー』。
1つ1つのティーバックに「世界の茶器」のイラストが描かれ、ミニ冊子にはその茶器にまつわるエピソードが紹介されています。
それらを見たり、読んだりするだけで優雅な気持ちにさせてくれました。
私にとっては思い切った買い物でしたが、想像以上に極上のひと時を味わえさせてくれています。
残り25袋も楽しみで仕方ありません。
ゆっくり丁寧にお茶を味わう、ストレスの多い日常にこそ取り入れていきたいですね。
ギフトにもピッタリですね♪