㉚入社初日(機能性ディスペプシア闘病記)

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㉚入社初日(機能性ディスペプシア闘病記)

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約5年ぶりの社会復帰を果たした私は、当初不安より喜びの方を強く感じていました。

職場のドアを開けた瞬間に、ピリリッと流れる空気。

それは「ママ」から「私」へと変わる時間を感じ、心地よい緊張感に満たされました。

「〇〇ちゃんのママ」ではなく、「〇〇さん」と呼ばれることや、自分のために用意された机やPC、久しぶりに触るオフィス機器や文具が妙に懐かしくひそかに感激していました。

 

ただ、育児と家事の毎日を過ごしていた5年間がまったりし過ぎたのか、仕事脳への切り替えに苦戦しました。

今まですぐに覚えてきたであろうことに時間がかかり、テキパキとした動きができていないことを自覚しました。

PCもバージョンアップされているせいか、作業が効率よくすすめられません。

次々と引継ぎされる仕事をどうメモすべきか、そんなことさえ分からなくなり内心パニックになっていました。

 

そして、職場のコミュニケーション。

いくらアットホームと言えども、上司や先輩たちとの会話はママ同士の会話とは異なるマナーが必要です。

言葉遣いに気を付けながら、普段より倍以上の高速脳にして会話に集中しなければ…という思いで気が抜けませんでした。

シャキッとする、を心掛けた入社初日でしたが、でも実際はかなり空回りしていたかも知れません(^^;)。

 

5年間のブランクは、私にとってとても大きなものでした。

そんな中、機能性ディスペプシアになった私が最も難関に思っていた時間がやってきました…。

 

次回は「㉛職場のランチタイム」について書きます。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。