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㊲子供の風邪
当時5歳の娘は、幼稚園に入園してからというもの、とにかく風邪を引きまくっていました。
それまで熱もほとんど出したことがなかったのですが、見事に集団生活で病気の洗礼を受けてしまったようです。
そんな度重なる風邪が引き金となって、3歳で喘息を発症してしまいました(赤ちゃんの頃からアレルギー体質でした)。
喘息の子が風邪を引くと、咳が長引き、夜も眠れない日々が続きます。
小さな子の咳は勢いがあるので、咳と共に嘔吐しそうになったり、あるいは嘔吐してしまうこともあります。
喘息については、また改めて記事にします。
また小さな子は風邪だけでなく、嘔吐恐怖症の人が最も恐れる(?)胃腸炎にかかることもあります。
病院の先生からは
「子供は病気をして免疫をつけながら育っていくもの」
と言われてきましたが、私はその言葉に励まされることなく、体調を壊し続ける子供の育児に身を削るほど憔悴しきっていました…。
子供の病気でこんなに追い詰められてしまうのは、私が嘔吐恐怖症であることが影響していることを自覚しています。
いくら母となっても怖いものは怖いし、逃げることができたらどんなに楽だろうと思いながら看病していたことを思い出します。
(もっと重い病気を抱えた子はたくさんいるのに、なかなか強い心を持てなかった自分と今もときどき葛藤しています…。)
そして子供の風邪は強力なのか、大抵私にうつり寝込むことも少なくありませんでした。
そうやって心身共に疲弊してしまうと、私の行き着く先は…。
胃腸の不調、つまり機能性ディスペプシアの悪化につながりました。
機能性ディスペプシアは風邪にご用心!
ストレスや不規則な生活、乱れた食生活は胃腸機能を低下させる要因となりますが、風邪も注意が必要です。
風邪を引くと、胃腸はウイルスと闘うために免疫細胞を増やそうとフル活動します。
フル活動をした胃腸は、食欲不振や、消化・吸収の低下がみられます。
健康な胃腸であれば一時的な不調で終わりますが、胃腸の弱い人や機能性ディスペプシアを患っている人であれば、低下した胃腸機能が回復するのに時間がかかります。
参考にさせてもらったW.AKIRA (id:akira2013web) さんの記事です。↓
風邪を引いたら無理して食べなくて良い
普段から食べることが義務に思えている機能性ディスペプシアの人にとって、この言葉はちょっぴり嬉しいかも知れません。
ウイルスとの闘いでエネルギーを消耗してしまった胃腸は、休ませることで機能が回復すると言われています。
最近ではプチ断食で身体をリセットする健康法も話題になっています。
胃腸を休めることで消化器官が本来の働きを取り戻し、不調の改善や健康維持に効果があると言われています。
風邪のときこそ、数日間だけ胃腸を休ませるチャンスととらえてみるのも良いかも知れません。
水分補給は心がけていきたいですね。
最後に・・・
機能性ディスペプシアの人は、嘔吐恐怖症を患っている人も多いと思います。
この記事で子育てをネガティブにさせてしまってはいけないので、嘔吐恐怖症の私が子供の看病の際に役立ったグッズや対策を記事にしました。
ご参考下されば、幸いです。
次回は「㊳小学校の給食試食会に参加する」について書きます。
今回も最後までお読み頂き、ありがとうございました。