嘔吐恐怖症の私の子育てと、お役立ちグッズをご紹介!
前回の「子供の風邪」で少し子育てにネガティブな記事になってしまったので、今回は嘔吐恐怖症による私の子育てと、役立ったグッズを紹介していきます。
※今回は嘔吐恐怖症の方への応援を込めた記事です。
嘔吐恐怖症とは
自分が吐くことや、他人が吐くことに恐怖を感じる病気のことです。
パニック障害の一種と考えられています。
嘔吐恐怖症の子育て~赤ちゃん編~
子供は嘔吐がつきもの。
嘔吐恐怖症の私が子育てをちゃんとできるのか、母になる前から自信がありませんでした。
つわりもとても怖かったですが、リリーフバンドや葉酸サプリ、ヨガ(妊娠1年前から毎週通っていました)を取り入れたおかげなのか(?)吐くことなく乗り越えられました。
リリーフバンドのご紹介。↓
羨ましいことに一度も吐かない子供もいるらしいー。
もしかしたらうちの子もそうかも知れない。
もし吐いても親になればたくましく対処できるようになるかも知れない。
そんな淡い期待を抱きながら私の子育ては始まりました。
産まれた赤ちゃんはミルクをよく吐くとリサーチ済みだったので、逆流を防ぐためのゲップは毎回余念なく行いました。
そんな赤ちゃん時代、ミルクを吐いたのは数える程度。
それもごく少量だったので、慌てず騒がず対処できました。
乳幼児にかかりやすい胃腸炎「ロタウイルス」のワクチンは当時有料(1万円×2回!)でしたが、何よりも優先して受けさせました。
そのおかげか、感染力が非常に強く5歳までにほとんどの子が感染すると言わていたロタウイルスに感染することはありませんでした。
ロタウイルスのワクチンは生後24週までに受けなければいけないので、予防接種の計画は出産前に立てておくのがおすすめです。
嘔吐恐怖症の子育て~幼児編~
初めて娘が嘔吐したのは2歳のときでした。
夜、夫婦で映画鑑賞をしていたら、寝ていた娘が起きてきてリビングで●●。←詳細は書かないようにします。
一瞬パニックになった私ですが、夫が片付けに、私が娘の着替えや洗濯に素早く対応しました。
とにかく「早く着替えさせてキレイにしたい!」という思いが先走り、勝手に体が動いていました。
原因はいまだ分かりません。
夏の旅行から帰って間もなかったので、疲れで体調を崩していたのかも知れません。
その夜は夫が娘を寝かしつけ、何事もなく朝を迎えました。
トラウマとなりそうな出来事ではありましたが、意外にも夫婦で機敏に対応できたので一瞬で終わった出来事となり、記憶も実はおぼろ気です。
嘔吐恐怖症の子育て~幼稚園編~
さて幼稚園入園。
ここから度重なる風邪が引き金となり、喘息を発症。
喘息の咳も厄介でしたが、胃腸炎を一度もらってきたこともありました。
夏のプール遊びで水を飲んだのか、幼稚園から帰ってきてからのハプニングもありました…。
吐くのも、吐くのを見るのも恐怖ですが、吐きそうな雰囲気もダメなので、そのたびに私は身を削るほどビクビクしていました。
でも大丈夫です!
便利グッズがありますから。(^^)
事件発生!備えあれば憂いなし!
育児中にそんな事件が発生したら、とりあえず直視しない。
もし視力が悪ければ、ラッキーかも知れません。
私は普段コンタクトと眼鏡ですが、それが起きたときは敢えて裸眼で対応します(笑)。ぼんやりした視界なら、恐怖が和らぐからです。
ここで助っ人となるのは、あらかじめ用意していた嘔吐処理グッズの入ったボックス。
このボックスさえあれば、事件が突然起きてもパニックになるのは最小限に抑えられます。
事件発生直後、やるべきこと第1はマスクと使い捨て手袋をすること。
原因が分からないので、まずは感染症を疑って自分への予防を優先させます。
ここで動揺してると命取り、とにかく急ぎましょう。
自分の防御力を高めたら、1秒でも早く例の「あれ」に凝固剤をふりかけ、ウイルスの飛散を防止します。
その強力な助っ人として登場するのが「オウトロック」!
ウイルスもニオイも瞬時に閉じ込め、1分ほどで固めるという大した仕事ぶりを発揮してくれます。
オウトロックが仕事している間に子供を着替えさせ、汚れた物の洗濯、もしくはゴミ袋などに入れて見えないように処理しちゃいましょう。
具合の悪い子供は、おやすみシーツ(100円ショップ)の上で休ませておきます。
オウトロックの仕事が終わると、ふりまいた凝固剤が砂のようにサラサラと固まっています。
これはもうビックリですよ、片付けに恐怖を感じることがありません!
布の上だと砂の始末に少し苦労しますが、ほうきとちり取りで頑張ってかき集めます。
(ほうきとちり取りは100円ショップのものを使用しています。)
仕上げは、次なる助っ人登場「アルタンノロエース」です。
商品名が付いている通り、私たちが最も恐れるノロウイルスへの消毒効果があります。
もちろんノロウイルスだけでなく、コロナやインフルエンザ、手足口病といったあらゆるウイルスを失活させると言われています。
成分はエタノールと食品添加物のみなので、食品にかかったり、口に入っても安全です。
事件現場周辺を徹底的に噴霧し消毒しましょう。
子供のそばには桶を用意しておくのも忘れずに。
次からはトイレか、もしくは桶で事なきを終えてくれるはずです。連続2回目となると、1回目の事件発生より免疫が付いているので、驚くほど冷静に対応できるようになっています。これは、実証済みです。
便利な嘔吐処理グッズ
この嘔吐処理グッズは、子供が4歳くらいのときに用意しました。
私の助っ人であるオウトロックとアルタンノロエースは、今2代目で出番待ちをしています。(出番来ずに引退してくれることを望んでいますが…(^^;))
まだまだ子育て中でビクビクすることがありますが、処理グッズのおかげで対処できています。
大丈夫です、病みそうなほど恐怖心を持って生きていた私が親となり子育てできているのですから。
やるべきことがシミュレートできていれば、あとは素早く動くだけ。
早ければ早いほど簡単に終わらすことができますし、体を動かしているうちに夢中になって恐怖心が薄れていくのを感じます。
確実にレベルアップしています、本当です。
少しでもこの記事がお役に立てたら幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。