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㉒持病を打ち明けてみる
機能性ディスペプシアは理解されづらい
機能性ディスペプシアはまだ世間にあまり知られていないせいか、病名を伝えても病気の説明を求められるか、もしくはスルーされがちです。
命に関わるような病気ではないし、「ずっと吐き気がある、すぐお腹いっぱいになる、食欲がない」などの症状を説明しても、その辛さはなかなか伝わりません。
つわりを経験している女性になら「つわりみたいな症状がずっと続く」と言えば伝わりやすいかも知れません。
でも「妊娠?」と疑われるのは避けたいですし、それを言われるとかなり傷付きます…。(経験談)
また機能性ディスペプシアの症状は、良くなったり悪くなったりします。
良いときは普段通り動けるので、そこまで深刻に見えないかも知れません。
実際体調が良いと本人も機能性ディスペプシアであることを忘れ、食事を楽しめたりします。
何を食べても大丈夫!
というときもありますが、たいてい調子良く食事を楽しんだ後は猛烈な吐き気や胃もたれに襲われ、それが何日も、あるいは週単位で続きます。
食事だけではなく、過労やストレス、あるいは何が引き金になったのか分からないまま再発してしまうこともあります。
でもこれらを人に説明しても、なかなか理解してもらえません。
持病を打ち明けるとき
機能性ディスペプシアに限らず、本当に信頼できる家族や友人以外には持病は周りに明かさないでいたいものです。
いつだって元気な自分でいたいし、変に気を遣われたくもありません。人によっては否定的なイメージを持つ人もいるかも知れません。
それでもやはり、打ち明けなければならないときもあります。
・体調が一定しないことで迷惑をかけそうなとき。
・これまでの関係の維持が難しくなりそうなとき。
わたしは仕事関係の人に少し話してから、身の置き方が楽になりました。
だけど実際に言えたのは、入社して3年経ってからのことでしたが…。
そのときの反応は4コマ漫画のようにスルーされたのですが、吐き気に襲われて早退したいことを申し出たときは事前に話しておいて良かったとは思っています。
これについても漫画にしていきたと思いますが、まだ漫画は時系列なので仕事をしていない状態です。
また食事や外出など頻繁に誘ってくれる人には、曖昧(あいまい)に断り続けているわけにもいかなかったので、「胃腸の調子がずっとおかしい」というような言いまわしで体調不良のアピールをしました。
これまでの関係を維持するのが難しいと思ったときは、それとなく伝えた方が誤解がないように思います。
結局、持病があることは最小限に留めた方がお互いに気を遣わずに良いのかも知れません。
私の場合ですが、打ち明けたことでつながれたり、共感し合ったりする関係性を求めるのは難しいと感じました。
次回は、「㉓朝がつらい」について書きます。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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