⑩映画は私を救う その1(機能性ディスペプシア闘病記)

 

はじめての方はこちらをご覧下さい。

 

⑩映画は私を救う その1

f:id:cinamonland:20210930221728p:plain

私は映画が好きです。

特にミニシアター系の映画が好きで、20代の頃(はるか遠い昔…)は会社帰りにミニシアターに寄るのを楽しみに過ごしていました。

人があまり好まないような作品を観ていたので、1人で観に行くことが多かったです。

もちろん、ハリウッドの大作映画もよく観ています。

夫くんとの共通の趣味は「映画」なので、週末の夜は2人で映画を観るのが日課でした。

 

しかし機能性ディスペプシアを発症してから食後の吐き気がつらく、映画鑑賞をする元気も日々なくしていました。

 

「途中で辞めていいから観よう」

と夫くんに言われ、当時の私は気乗りせず観る、という感じでした。

大好きな映画に対してそんなモチベーションになってしまうなんて、悲しいことですね。

 

だけど、映画を観ていくうちにだんだんと映画世界に没頭し、吐き気のことをすっかり忘れていきました。

漫画でもあるように、このときに観た映画の序盤はほとんど覚えていません(苦笑)。

でもラストを迎える頃にはすっかり元気に、という流れが定着していました。

(もちろん症状がひどいときは、それこそ映画も観ずに寝てしまうのですが…。)

 

機能性ディスペプシアは、ストレスが症状を悪化させるとも言われています。

私にとって大好きな映画は、良いストレス発散となっていたのでしょう。

毎回、映画を鑑賞している間に胃のムカムカが軽減、もしくは消失していきました。

不思議ですね。

やっぱり心と体は繋がっているんだな、と思いました。

 

ただ、映画をずっと観ているわけにもいかないので、また翌日になるとムカムカとした症状が現れるのですが…。

まだまだつらい症状と格闘する日々は続きます。

「私と映画」は、シリーズ漫画にしながら、また描きたいと思います。

 

次回は「⑪民間療法を試す【こんにゃく湿布】」について書きます。

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました。