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㉝きつかった歓迎会
予定していなかった食後のコーヒー。
食事と飲み物がセットなら種類を選べますが、サービスで出された飲み物に選択肢はありません…。
機能性ディスペプシアの私にとって、コーヒーは吐き気を誘発する代表的な飲み物でした。
だけどお店の人の好意で出されたものを「飲めない」と言うこともできず、水と交互に少しずつ飲み干すしかありませんでした。
何とか完食したハンバーグ定食の後だったので、このときのコーヒーはいつもよりとてもきつかったです…。
飲んでる最中からムカムカしていましたが、会社に戻ってからすぐにナウゼリン(吐き気止め薬)とアコファイド(胃の運動機能改善薬)を服用し、大きな深呼吸を繰り返しながら午後の仕事を乗り切りました。(当時短時間勤務だったため、仕事は14時までで実質1時間頑張りました。)
が、帰宅後は久しぶりの吐き気との戦いが待っていました…。
こうして強い吐き気を再び起こしてしまうと、安定していた機能性ディスペプシアの症状もまた逆戻りしてしまいます。
機能性ディスペプシアのループ
↓
昨日まで食べられたものが食べられなくなる
↓
症状が落ち着くまで食事量を減らし、消化に良いものを食べて良い状態に戻していく
↓
症状が安定してくる
↓
消化の悪い食事や思いがけないストレスなどで再び症状悪化
私はこのループを6年間繰り返していました。
コーヒーは胃腸を荒らす?
機能性ディスペプシアでなくても、コーヒーを飲んで吐き気や下痢を引き起こす人は少なくありません。
原因として考えられるのは…
・カフェインの過剰摂取
・コーヒーの抽出物に含まれる「クロロゲン酸」という物質
・コーヒー豆の鮮度の悪さ
・アレルギー
コーヒーに含まれる「カフェイン」や抽出物に含まれる「クロロゲン酸」が、胃酸を過剰に分泌し、胃の粘膜を刺激すると言われています。
特に空腹時に胃酸が過剰に分泌されると、吐き気や胃痛を引き起こすので注意が必要です。
下痢の原因は、コーヒーに含まれる「タンニン」の可能性があります。タンニンが腸粘膜を刺激し、人によっては腹痛や下痢を引き起こすと言われています。
それ以外にもコーヒー豆の鮮度が落ちると、酸味が強くなり吐き気を起こす原因にもなります。保存状態の悪いコーヒーには気を付けなければいけません。
機能性ディスペプシアが改善傾向にある今、コーヒー1杯なら吐き気は起きません。でもやっぱりコーヒーはあまり好きではありません…。
次回は「㉞幼稚園の夏休み中の仕事への思い」について書きます。
今回も最後までお読み頂き、ありがとうございました。