⑪民間療法を試す【こんにゃく湿布】(機能性ディスペプシア闘病記)

 

はじめての方はこちらをご覧下さい。

 

⑪民間療法を試す【こんにゃく湿布】

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胃の不快症状(吐き気、胃痛、早期満腹感)を少しでも緩和させたく、私はいろいろな民間療法を試しました。

最初に試したのがこんにゃく湿布です。

 

実はこのこんにゃく湿布には、さまざまな効果があるとされています。

 

【こんにゃく湿布の作り方】

<用意するもの>

・こんにゃく・・・1~2丁

・てぬぐい、もしくはフェイスタオル…2~3枚程度

 

<作り方>

① こんにゃくを15~30分程度茹でる。

② 乾いたタオル2~3枚で包む。

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みみ

こんにゃくを30分茹でれば、温かさは1時間持続しますよ。

【こんにゃく湿布の使い方】

<使い方>

①タオルに包んだこんにゃくを、肝臓(右わき腹)や腎臓(腰のくびれより少し上の背骨の両脇)、丹田(おヘソより少し下辺り)に当てる。

②10~30分、じんわり患部を温める。

③少しずつこんにゃくが冷めてくるので、包んだタオルを調整しながら剥がしていく。

④終わった後は冷えたタオルでサッと患部を拭く。(温→冷でより効果を高めます)

⑤使用したこんにゃくは10回ほど再利用できるので、水に浸して冷蔵庫に保管する。浸した水は2~3日に1回取り換える。

体の毒素を吸収しているので、絶対に食べないように注意!

 

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みみ

茹でたばかりのこんにゃくはとても熱いので、火傷に気を付けてくださいね。

最初は短い時間から慣らしてみてください。

【こんにゃく湿布の効果】

こんにゃくは古くから「からだの砂おろし」「腸の砂おろし」と呼ばれ、体の毒素を吸いだす働きをしてくれます。

 

こんにゃく湿布でじんわり体の内側が温められることで、血液の循環を促し、内臓を働きを活発化してくれます。

特に臓器の要とされる肝臓と腎臓、丹田辺りにこんにゃく湿布を当てると、疲労回復病気症状を改善してくれることが期待されています。

主に胃腸病、冷え、生理痛、風邪、便秘、ガン、高血圧、肝臓病、腎臓病、糖尿病、免疫アップなどに効くと言われています。

またリラックス効果もあり、寝る前に行うことで睡眠の質も高めてくれます。



【私のぶっちゃけ体験談】

私は大体20分を目安にこんにゃくを茹でていました。

漫画ではこんにゃく1丁ですが、実際は2丁使用し、丹田と肝臓辺り、胃の辺りをずらしながら当てていました。

とにかく熱いので、同じところを当てていると耐えられなくなってきます(苦笑)。

タオルを多めに巻けばいいのですが、それではこんにゃくパワーが届かないように思えたので、2~3枚の薄手のタオルでグッと我慢しました。

こんにゃく湿布は少しずつ冷めていくので、それに合わせてタオルも剥がしていきます。

ぐるぐる巻きにしたこんにゃくが、薄手のタオル1枚になるまで行うようにしていました。

 

このこんにゃく湿布の体の温まり方は、絶大です。

いつか書こうと思っている「ペットボトル温灸」「あずきカイロ」より、温かさが持続します。

夏は着替えも必要なくらい、かなり発汗しました。

 

ただ、こんにゃく湿布は手軽♬なんて言われていますが、20分茹で続けるのは意外と面倒だったりします。(茹でこぼしたりしますからね)

使用後のタオルが洗濯物を増やしてしまうのも難点ですし、仰向けになって行わなければなりません。

私の正直な感想としては、「ペットボトル温灸」や「あずきカイロ」の方が手軽で続けやすいと思いました。

 

肝心の効果ですが、こんにゃく湿布を2~3日続けると、胃痛がなくなりました!

胃腸機能が整い、不快症状が緩和されたのは確かです。

また、女性には嬉しい生理痛には、とても効果がありました。

寝る前に行ったことがないので睡眠に効果があったのかは実証できませんでしたが、体が温まってリラックスできるので期待できると思います。

 

もしこんにゃく湿布の用意が面倒でなければ、ぜひおススメします。

びわの葉と同じくらい、こんにゃく湿布は体の毒素を排出すると言われている民間療法です。

 

私はこんにゃく湿布を続け、だいぶ体調が整ったところで辞めてしまいました。

この後わりと体調の良い日が続いたので、次回はこの漫画から数か月後のお話になります。

体調が再び悪くなってきた頃に起きた出来事から始まります。

 

次回は、「⑫ぶり返す」について書きます。

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました。