今回は「機能性ディスペプシア改善」のために、これまで私があれこれ試してみたことを少しずつ書こうと思います。
興味のある方はこちらもお読み下さい。)
その前に、今の私の機能性ディスペプシアの症状は、だいぶ改善されています。
ときどきムカムカする日もありますが、薬は漢方含め半年ほど服用していません。
薬漬けだった頃の私からしたら、これって、とってもスゴイことなんです!
とりあえず、私が試したことを順番に書いていきます。
今回は1.漢方、2.アコファイド、3.ヨガについて書きます。
漢方(六君子湯)
漢方はわりと早くから効果を感じました。
症状や体質によって処方される漢方は違ってきますが、六君子湯は機能性ディスペプシアの患者さんの第一選択肢として挙げられます。
おもに「胃の緊張・水を排泄させる働きがあり、胃もたれや吐き気に効果がある」ようです。
私が一番症状が強かったとき、
タケプロン、ガナトン or ナウゼリン、アコファイド、六君子湯の4種類を服用していました。
減薬するときに最後に残されたのも六君子湯です。
漢方は長期服用しても比較的副作用が出にくいので、安心して続けられたのも良いですね。
六君子湯を飲んでいると、私の場合、とにかく空腹感を感じてきます。
経験したことのないような空腹感で、いつもお腹が空いているような感覚になっていきます。
吐き気も服用を続けているうちは、だいぶ緩和されていました。
機能性ディスペプシアがだいぶ良くなった今も、ぶり返したときに最初に頼りたいのが六君子湯。
劇的な効果が出るわけじゃありませんが、飲み続けているうちに楽になるのは確かです。
アコファイド(西洋医学薬)
2013年に承認された機能性ディスペプシアのためのお薬です。
このお薬は胃カメラ検査をした人しか処方されません。それも検査は1~2年前という条件付きです。
効果としては「消化管(胃や腸)の運動の活発化」です。
さて、私の場合は。
効果は微妙でした。。。
処方した医師も「人によって効く人には効くけど、効かない人も多い」と言っていました。
それでも症状がひどいとき、やっぱりアコファイドを信じて1日3回欠かさず飲んでいましたが。。。
飲まないよりはいい、という感じでしょうか。
ヨガ(自律神経を整える)
前回のブログにも書きましたが、高校時代に体調不良だった頃、ヨガを始めたことで改善したのもあって、ヨガはときどき取り入れてきました。
機能性ディスペプシアを患う前は、ヨガ教室に月2回通っていたこともあります。
太陽礼拝なんかをみっちり指導され、通っていた頃は体も柔らかく、体調がすこぶる良かったですね。
しかし育児に追われるとヨガ教室に通う余裕がなくなり、しばらくヨガから離れた生活を送っていました。
機能性ディスペプシアを患ってから、体調が良いときだけYouTubeを見ながらヨガを再開しました。
YouTubeでB-lifeのまりこさん、と言えば知っている人も多いと思います。
たくさんのプログラムをアップしていますが、私は今は「自律神経を整える」「腸をキレイにする」「寝る前のリラックスヨガ」などのレッスンを続けています。
(最低、週4日を目標にしています)
機能性ディスペプシア改善のために、ヨガはとても良いとも言われています。
特に自律神経が走る背骨をほぐすようなヨガが効果を発揮してくれるようです。
また横隔膜(肺の下)には自律神経が密集しています。
ヨガで深い呼吸を行うことで自律神経が刺激され、副交感神経が高まります。
交感神経(興奮)と副交感神経(リラックス)のバランスを整えるにも効果的なんだそうです。
ただ、私の場合ですが機能性ディスペプシアを患って間もない頃は、改善の効果を感じられませんでした。
体を動かして気持ち悪くなってしまうこともあったので、本気で挑むことはできなかったせいかも知れません。
もともとヨガができる、ってことは、それだけ体を動かせるってことですよね。
機能性ディスペプシアのひどい症状に苦しめられているときに、ヨガをやること自体難しいと感じます。
ヨガは、体調が良いときに少しずつ始めた方が良いです。
無理をしても楽しくありませんからね。
今回は記事が長くなってしまったので、ここまでにしますね。
今回もお付き合い下さり、ありがとうございました。