機能性ディスペプシア改善のために試したこと③
前回の続きで、「機能性ディスペプシア改善のために試したこと」を書いていきます。
今回は、 7.はり灸に通う、8.百草丸、9.ヨーグルトについて書きたいと思います。
興味のある方はこちらもお読み下さい。)
はり灸に通う
機能性ディスペプシアを治療する、と掲げたはり灸院に通ってみました。
最初は1時間半~2時間、身体全体を触って悪いところがないか見極めてもらいながら施術をしてもらいます。
2回目からは1時間、悪い部分(コリや症状があるところ)を中心に、お灸とはりをさしてもらいました。
はり灸って気持ち良いですよね。
私が通っていたはり灸の先生は若い女性で、気兼ねなく施術を受けられました。
まさに極上体験で、エステよりも至福に満たされました。
はり灸を受けた初日は、ずっと続いていた気持ち悪さが嘘のように抜けました!
すごいです、これはびっくりです。
しかし数日経つと、また戻ってきてしまい…。
しばらく1~2週間ごと来るようにと言われていたのですが、コロナ禍で途絶えてしまいました…。
あのまま通い続けたら、効果を感じることができたのかも知れませんね。
中途半端で終わってしまったので、改善のために試したことの一つに挙げて良かったのか微妙でしたが、施術を受けた日の体調はすごぶる良かったので書き残しました。
百草丸
機能性ディスペプシアは、良くなったり悪くなったりを繰り返すのが特徴です。
一時期良くなったと思って薬絶ちをしたら、またぶり返してしまい、今度はもっと悪化した症状があらわれることもあります。
いつもの薬のフルコースに逆戻り。
体調戻ってくる → 薬絶ち → ひどくなる → 薬フルコース → 少し落ち着く のループを、私も幾度も繰り返していました。
そんな中、2020年。
コロナ禍で病院に行くことを恐れすぎて、いつもの薬を切らしてしまいました。
せめて六君子湯だけでも欲しい…。
六君子湯に代わるお薬はないかと、ひたすら調べました。
そこで見つけた百草丸。
昨年(2020年)まで全く存在を知りませんでした。
効能をみると、「胃腸機能を高め、消化不良、食欲不振、胸やけ、腹部膨満感、吐き気などを改善」とあります。
ネットやドラッグストアで気軽に購入できるのもコロナ禍ではありがたいと思い、試してみました。
さて効果は。
私の中では六君子湯並みに近い効果を感じました。
ただこのあと後述する「ヨーグルト」と併用したので、どちらが効果があったのか微妙なところではあるのですが…。
百草丸を1~2か月飲み続けていくと、吐き気が落ち着いてきます。
完全に吐き気が消失することはありませんが、四六時中起きていた吐き気を和らげてくれました。
最近は胃痛が起きないので、胃痛にどれほど効果があるのか分かりませんが。
六君子湯が合わなかった人も、試す価値があるんじゃないかと思います。
ヨーグルト
2017年、乳酸菌OLL2716株入りのヨーグルトが、機能性ディスペプシアの症状を緩和させると論文が発表されています。
私は先ほど紹介した百草丸と併用して摂取したので、どちらが効果があったのか分かりませんが、吐き気や食欲不振が落ち着いてきました。
吐き気があるときにヨーグルト1個を完食するのさえ辛いときもありますが、このヨーグルトはさっぱりしていて食べやすいです。
味も癖がないので、飽きないのも良かったです。
ヨーグルト単体では、難治性の機能性ディスペプシアを軽減させるのは難しいと思いますが、他の漢方やお薬などと合わせていけば効果的だと感じました。
ちょっと気持ち悪いなあ、という日が続いたら、今もときどき食べています。
長期的に食べ続けたら、このヨーグルトだけで完治することも可能なんでしょうかね。
改善のために、たどり着いた組み合わせ
はり灸に通えなくなり、さらにいつもの薬が途絶えてしまったときに頼った百草丸と乳酸菌OLL2716株入りのヨーグルト。
私は今のところ、この組み合わせで西洋医学薬を飲まずに過ごせています。
次回は「ラジオ体操第一、第二、みんなの体操」について書きます。
今回もお付き合い下さり、ありがとうございました。