イーサン・ホーク出演の西部劇『スリー・ジャスティス 孤高のアウトロー』
あらすじ
家庭内暴力を振るう父を射殺した15歳の少年リオと姉サラは、叔父グラントから追われる身となってしまう。アメリカ南西部をさすらう彼らは、西部きっての無法者ビリー・ザ・キッドと遭遇。そこへビリーを追う保安官パット・ギャレットが急襲し、激しい銃撃戦の末にビリーは投降、リオとサラはパットに保護される。しかし護送先のサンタフェの町で、リオたちを執拗に追ってきたグラントにサラが連れ去られてしまった。
引用元:映画com.
フィクションに史実を絡めた西部劇
舞台は19世紀のアメリカ西部開拓時代です。
この時代、必ずと言っていいほど極悪非道な男たちが登場し、略奪や暴行をエグいまでに描いていくものが多いので、西部劇は私の中で苦手なジャンルです。
正直、イーサン・ホークが出演しなければ観なかったであろう1本でした。
だけど観ていくうちに予想以上に引き込まれました。
面白いのは、15歳の少年リオの逃亡劇に実在したカリスマギャング、ビリー・ザ・キッドと、保安官パット・ギャレットという伝説的人物を絡めたところです。
主軸になっているのが少年の成長物語なので、西部劇ファンはビリーとパットを脇に置いたところに物足りなさを感じるかも知れません。
だけど少年の純粋な視点で見るからこそ、2人の生き様が物悲しくも魅力的に映り込んでいきました。
この映画をきっかけに、ビリーとパットについて知りたくなりました。
英雄視されなかったビリー・ザ・キッド
ビリー・ザ・キッド、映画を観るまでよく知りませんでした。
「弱きを助け強きをくじく」
そんな精神が民衆たちの支持を得たらしく、今も世界では伝説的アウトローとして人気があるようです。
リオがビリーに憧れたのは、必然的なように思いました。
リオは父親を銃殺してしまったことへの罪や恐怖に脅えているのが分かります。
そこで出会った悪名高きビリー。
破天荒で勇敢なアウトローは、思いのほか優しく人間味にあふれていました。
多くの罪を背負いながら堂々と生きるビリーに、リオが希望や救いを見い出すのに妙な納得感がありました。
リオにとってビリーこそ理解者のように見えたのでしょう。
だけどこの映画では、決してビリーを英雄視しませんでした。
脱獄したビリーは、リオに「自分の未来は無意味だ」と嘆きます。
初めて人を殺したときのことが忘れられず、ずっと脅えていると…。
ビリーは21歳で8人を殺した早撃ちガンマンと言われています。
パット・ギャレットの熱いメッセージ
※ネタばれ含みます
ビリーを背後から射殺した男として伝承されてきたパットですが、リオのヒロイズムが崩壊したとき、光が当たります。
振り返ると、パットはリオに無秩序な社会でも正義を貫くことの大切さを教え続けていたように思います。それはリオの姉を売春宿から連れ出し、悪党に決闘に挑む最後のシーンで集結し、深い感動へと仕上げていきました。
「希望が見つかるまで歩き続けること」
伝説の2人のカウボーイと出会い、リオが見つけた答えです。
敬遠されがちな西部劇ですが、人生は自分次第でいつでもやり直せる、というシンプルなメッセージが伝わり、とても分かりやすい作品になっていました。
もしかしたら、罪に苛まれている人にこそ届いてくる映画かも知れません。
カッコいいイーサン・ホークを観たい人や、西部劇初心者にとてもおススメな1本です!
㉝きつかった歓迎会(機能性ディスペプシア闘病記)
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㉝きつかった歓迎会
予定していなかった食後のコーヒー。
食事と飲み物がセットなら種類を選べますが、サービスで出された飲み物に選択肢はありません…。
機能性ディスペプシアの私にとって、コーヒーは吐き気を誘発する代表的な飲み物でした。
だけどお店の人の好意で出されたものを「飲めない」と言うこともできず、水と交互に少しずつ飲み干すしかありませんでした。
何とか完食したハンバーグ定食の後だったので、このときのコーヒーはいつもよりとてもきつかったです…。
飲んでる最中からムカムカしていましたが、会社に戻ってからすぐにナウゼリン(吐き気止め薬)とアコファイド(胃の運動機能改善薬)を服用し、大きな深呼吸を繰り返しながら午後の仕事を乗り切りました。(当時短時間勤務だったため、仕事は14時までで実質1時間頑張りました。)
が、帰宅後は久しぶりの吐き気との戦いが待っていました…。
こうして強い吐き気を再び起こしてしまうと、安定していた機能性ディスペプシアの症状もまた逆戻りしてしまいます。
機能性ディスペプシアのループ
↓
昨日まで食べられたものが食べられなくなる
↓
症状が落ち着くまで食事量を減らし、消化に良いものを食べて良い状態に戻していく
↓
症状が安定してくる
↓
消化の悪い食事や思いがけないストレスなどで再び症状悪化
私はこのループを6年間繰り返していました。
コーヒーは胃腸を荒らす?
機能性ディスペプシアでなくても、コーヒーを飲んで吐き気や下痢を引き起こす人は少なくありません。
原因として考えられるのは…
・カフェインの過剰摂取
・コーヒーの抽出物に含まれる「クロロゲン酸」という物質
・コーヒー豆の鮮度の悪さ
・アレルギー
コーヒーに含まれる「カフェイン」や抽出物に含まれる「クロロゲン酸」が、胃酸を過剰に分泌し、胃の粘膜を刺激すると言われています。
特に空腹時に胃酸が過剰に分泌されると、吐き気や胃痛を引き起こすので注意が必要です。
下痢の原因は、コーヒーに含まれる「タンニン」の可能性があります。タンニンが腸粘膜を刺激し、人によっては腹痛や下痢を引き起こすと言われています。
それ以外にもコーヒー豆の鮮度が落ちると、酸味が強くなり吐き気を起こす原因にもなります。保存状態の悪いコーヒーには気を付けなければいけません。
機能性ディスペプシアが改善傾向にある今、コーヒー1杯なら吐き気は起きません。でもやっぱりコーヒーはあまり好きではありません…。
次回は「㉞幼稚園の夏休み中の仕事への思い」について書きます。
今回も最後までお読み頂き、ありがとうございました。
㉜歓迎会どうする!?(機能性ディスペプシア闘病記)
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㉜歓迎会どうする!?(機能性ディスペプシア闘病記)
短時間勤務のパートで入社したので歓迎会なんて無いと思っていましたが、きちんとあるところはあるようです…。
主婦層が多いためランチタイムで行うことなりましたが、機能性ディスペプシアの人にとってあまりメニューが選べない外食や、できるだけ完食を目指さなければいけない外食は相当のプレッシャーです。
お店は職場から歩いて5分の洋食屋さんで決まりました。
メニューは「ハンバーグ定食、生姜焼き定食、ハヤシライス、クリームコロッケ定食」の中から事前に選ぶように言われました。
どれも人気の高いメニューですが、機能性ディスペプシアの私には胃もたれが起きそうなので外食では避けてきたものばかりでした。
とりあえず好物であるハンバーグ定食を選びましたが、そこから歓迎会までのカウントダウンが始まりました。
安定しつつあった機能性ディスペプシア。
薬(タケプロン、アコファイド、ナウゼリン、六君子湯)は、この頃はタケプロンと六君子湯の2種類に減らしていましたがフルコースに戻しました。
これまでやったり、やらなかったりのセルフケアも再開しました。
とにかく体調を万全にして迎えなければ…。
仕事を始めると、そんな日がときどきやってきます。
定例ランチ会や、取引先へのご挨拶など、頻度は少ないながらも体調良好であることが前提として求められる社会人の立場に、機能性ディスペプシアになってから過酷なものを感じるようになりました。
私が行ったセルフケア①↓
私が行ったセルフケア②↓
私が行ったセルフケア③↓
次回は「㉝きつかった歓迎会」について書きます。
今回も最後までお読み頂き、ありがとうございました。
㉛職場のランチタイム(機能性ディスペプシア闘病記)
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㉛職場のランチタイム
職場のランチタイムは本来リラックスできるはずの時間ですが、場合によっては苦手な人とコミュニケーションをとらなければならなかったり、行きたくないお店に付き合わされたり、興味のない会話や緊張を強いられながら過ごさなければならないこともあります。
どんなにベテランの社会人(?)になっても、苦痛なランチタイムを割り切るのは至難の業だと感じています。
それにつけて、機能性ディスペプシアの人は少食である上、気を遣う人と食事をするとさらに食べられなくなる傾向にあります。
「食べられないこと」にやたら罪悪感を感じている機能性ディスペプシア患者にとって、人から「それしか食べないの?」と指摘されるとかなり追い込まれてしまうので、できるなら食事は1人でコッソリ食べたいところです(リラックスしながら食べた方が消化運動も活発になりますしね)。
機能性ディスペプシアの食べ方の工夫について書いています。↓
ですが…。
私が入った職場は、大きな丸テーブルを囲みながら全員で食事をするスタイルでした。
人見知りの人にとっても、機能性ディスペプシアの人にとっても、かなり苦手なスタイルです。
まず複数の人との会話は、入社したばかりだと苦痛さを増します。
どんな人なのか見極められていないので、探り探りの会話しかできず弾みません。
私はこのとき、ひたすら聞き役に徹し、愛想笑いを浮かながらやり過ごしていたのを思い出します(苦笑)。
この気を遣うランチタイムは、コロナ禍に入るまで続きました…。
そして私は食べられないことを想定し、子供用の小さなお弁当箱を持って行きました。
中身は「茶碗半分くらいのまぜごはん、焼き鮭、卵焼き」という超シンプルなものにしました。
このおかずは機能性ディスペプシアの症状が悪化したときにも食べられた食品です。
どれも消化に良いものなので、私の中では食後に吐き気に襲われる不安を回避できる安心食材でもありました。
他に、超薄味の野菜炒めや煮物、ゆで卵、などメニューを少し入れ替えていきましたが、唐揚げやハンバーグなどの消化がやや悪いおかずをお弁当に詰められたのは、ずっと後になってからのことでした。
そんな小さな子供用のお弁当箱を持って行ったのでツッコまれることを恐れていましたが、意外にも他の人も節約やダイエットで少なめの昼食をとる人が多く、私の昼食の量は目立つことはありませんでした。
※機能性ディスペプシアの人は嘔吐恐怖症も併発されている方も多いと思います。
そのため人と食事することを極端に恐れていますが、私も無いわけではありませんでした。
ただ私の場合、対策として自分の椅子の近くに常にごみ箱を置いておいたので、それが安心材料となって乗り切れました。
次回は「㉜歓迎会どうする!?」について書きます。
今回も最後までお読み頂き、ありがとうございました。
㉚入社初日(機能性ディスペプシア闘病記)
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㉚入社初日(機能性ディスペプシア闘病記)
約5年ぶりの社会復帰を果たした私は、当初不安より喜びの方を強く感じていました。
職場のドアを開けた瞬間に、ピリリッと流れる空気。
それは「ママ」から「私」へと変わる時間を感じ、心地よい緊張感に満たされました。
「〇〇ちゃんのママ」ではなく、「〇〇さん」と呼ばれることや、自分のために用意された机やPC、久しぶりに触るオフィス機器や文具が妙に懐かしくひそかに感激していました。
ただ、育児と家事の毎日を過ごしていた5年間がまったりし過ぎたのか、仕事脳への切り替えに苦戦しました。
今まですぐに覚えてきたであろうことに時間がかかり、テキパキとした動きができていないことを自覚しました。
PCもバージョンアップされているせいか、作業が効率よくすすめられません。
次々と引継ぎされる仕事をどうメモすべきか、そんなことさえ分からなくなり内心パニックになっていました。
そして、職場のコミュニケーション。
いくらアットホームと言えども、上司や先輩たちとの会話はママ同士の会話とは異なるマナーが必要です。
言葉遣いに気を付けながら、普段より倍以上の高速脳にして会話に集中しなければ…という思いで気が抜けませんでした。
シャキッとする、を心掛けた入社初日でしたが、でも実際はかなり空回りしていたかも知れません(^^;)。
5年間のブランクは、私にとってとても大きなものでした。
そんな中、機能性ディスペプシアになった私が最も難関に思っていた時間がやってきました…。
次回は「㉛職場のランチタイム」について書きます。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
2021年に観た映画ベスト10とワースト5、そして最も衝撃的だった1本!
今回は、年末に投稿できなかった「2021年に観た映画ベスト10とワースト5」をランキングしたいと思います。
また「最も衝撃的だった1本」の映画にも出会ったので、そちらも記事に残したいと思います。
2021年の映画ライフ
2021年に観た邦画は5本、洋画は57本で合計62本鑑賞しました。(2回目以降の鑑賞を合わせると80本くらいです。)
毎年100本鑑賞を目指していますが、今回も遠く及ばずでした(^^;)。
そんな2021年の映画ライフのベスト10をランキングしてみました。(実は毎年Excelでリスト化してます。)
2021年に鑑賞した映画ベスト10
1位 イン・トゥ・ザ・シー(2014年製作/アメリカ)
2位 ザ・ゴースト・ストーリー(2017年製作/アメリカ)
4位 風をつかんだ少年(2018年製作/イギリス・マラウイ合作)
6位 聖なる犯罪者(2019年製作/ポーランド・フランス合作)
8位 ストックホルム・ケース(2018年製作/カナダ・スウェーデン合作)
9位 ハクソー・リッジ(2016年製作/アメリカ・オーストラリア合作)
10位 ホテル・ムンバイ(2018年製作/オーストラリア・アメリカ・インド合作)
2位に輝いた「ザ・ゴースト・ストーリー」の記事↓
6位に輝いた「聖なる犯罪者」の記事↓
7位に輝いた「クレイジーズ 42日後」の記事↓
8位に輝いた「ストックホルム・ケース」の記事↓
10位に輝いた「ホテル・ムンバイ」の記事↓
自分でもびっくり、思いのほか海の漂流サバイバル映画がベスト1位でした。絶望的な状況でもあきらめなかった遭難者たちの知恵や助け合う姿に惹きつけられました。昨年のお正月に観たのですが、鑑賞後の感動や爽快感は今も胸を熱くさせます。
今回のランキングを見ると、半分以上は実話ベースの作品になります。
1位「イン・トゥ・ザ・シー」、4位「風をつかんだ少年」、6位「聖なる犯罪者」、8位「ストックホルム・ケース」、9位「ハクソー・リッジ」、10位「ホテル・ムンバイ」。
やはり実話をなぞるストーリーは心に訴えるものがありますね。
そして、ひどい映画にも出会いました(^^;)。
さすがに途中でリタイアするほどではありませんでしたが、この時間は何なんだろうと思いながら鑑賞していました…。
2021年に鑑賞した映画ワースト5
1位 ロックダウン(2021年製作/イギリス・アメリカ合作)
2位 アサシンクリード(2016年製作/イギリス・フランス・アメリカ・香港合作)
3位 アンチ・ライフ(2020年製作/カナダ)
4位 ミッドサマー(2019年製作/アメリカ)
5位 トゥモロー・ウォー(2021年製作/アメリカ)
ワースト1位の「ロックダウン」については、主演がアン・ハサウェイということで内容も確認せずDVDを借りてしまいました。
コロナ禍で撮影されたことや、ロックダウンを描いているのは時代を反映して面白味があったのですが、宝石強奪を企てる辺りからストーリーの方向性が見えなくなっていました。
キュートなアン・ハサウェイを観るには良かったかも知れません…。
ワースト2位の「アサシンクリード」は、現在と過去を行き来しながら人類の謎に迫るというミステリーアクションです。着想が面白いと思ったのですが、観ていくうちにその設定に面倒臭さを感じてしまいました。壮大さがありますが、ゲーム感が否めません。
ワースト3位の「アンチ・ライフ」は、これもまたブルース・ウィルスの名前でDVDを借りてしまいました…。ブルース・ウィルス映画の新作は、私の中で要注意です。
2021年最も衝撃的だった映画
そして2021年に観た映画で、私の映画ライフ史上、最も衝撃的だった作品にも出会いました。
今まで観た中で最も鑑賞中に心を病みました…。
衝撃的だった映画
映画冒頭から人間の醜さや残酷さを突き付け、禁断の世界を覗いている気分でした。
でもこの映画がワースト映画にならないのは、観た人だけが味わうことのできる開放感や救いを体験できるからです。
169分もありR15指定です…。忘れられない映画になるのは確実ですよ。
↑映画2本目の記事で、ほとんど読まれることのなかった記事です(^^;。
まとめ
まだまだコロナ禍で新作映画の公開が少なくなっていますが、今年も良質な映画に出会えるといいなあと思っています。
いつも自分のExcelでリスト化して終わっていた映画日記ですが、ブログを始めたことでこうして記事にし、読んでもらえることがとても嬉しいです。
これは観た方がいい!という作品を映画ブログを書いている方たちに教えてもらいながら、2022年も映画ライフを楽しみたいと思います♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
コケ玉でお正月飾り
近くのホームセンターでお正月飾り用のコケ玉教室が開催されていたので、子供と参加してきました。
〈用意されていたもの〉
ハイゴケ(2段重ね)
受け皿
ハサミ
お正月飾り
植物
コケ玉
コケ玉の作り方
①ポットに入っている植物を外から優しく揉み、土と根を分解させます。
ポットから少しずつ植物を取り出し、根についた土を落としていきます。(全部落とさなくても大丈夫です)
②コケ玉の真ん中に植物を入れ、おにぎりのように握って土をまるく固めます。
③ハイゴケ2枚をかぶせていきます。
隙間ができないようにぎゅっと抑えて形を整えます。
④ハイゴケがはがれないように透明の巻き糸でぐるりと全体を巻きます。
縦・横・斜めとぐるぐる何周も回し、しっかりと固定します。
巻き方によって形も変わってくるので、製作者の個性の見せどころです。
⑤お正月飾りを植えていきます。
⑥完成!
コケ玉教室で材料はすべて用意されていたので、30分くらいでできました。
コケ玉は盆栽より親しみやすく好きな観葉植物を使って楽しめるので、近年人気を高めています。
今回はお正月用なので和のテイストで作らせてもらいましたが、植える植物や器、周りの飾りつけを変えれば洋風にもアレンジできます。
季節やお部屋の雰囲気に合わせて、緑のある生活を楽しみたいですね。
コケ玉の管理
コケ玉はコケなので水気のあるところを好みますが、器に水を浸したままだと腐ってしまうことがあります。
教室の先生に言われたのは、玄関など涼しい場所に置き、水をあげるときは洗面器などで数十分浸してから器に戻す方法がいいそうです。
またときどき日光浴をしてあげると、良い状態をキープすることができるそうです。
コケ玉栽培セットなんかも売られているようですよ。
ミニシアターレポート!新宿で一番駅に近い映画館「新宿シネマカリテ」
今回はミニシアター応援プロジェクトと勝手に題し、ミニシアターのレポートをしていきたいと思います。
新宿駅東南口から歩いて2分のところにある新宿シネマカリテ。
ここは2012年に開館(リニューアル)した小さな映画館です。
飲食店の並ぶビルの地下にあり、映画の看板も目立たないため、うっかりしていると素通りしてしまいそうになります。
だけど一歩足を踏み入れると、都会らしい洗練された雰囲気で観客を迎え入れてくれます。
イエローの壁紙に映画ポスターが展示され、何だかとてもアーティスティックです。
階段を降りると自動ドアが開き、本日上映のプログラムが液晶デジタルで案内されています。
コロナ禍となり、ソーシャルディスタンスの足跡マークや除菌スプレー、AI検温器が置いてあるのはミニシアターでも基本スタイルとなっているようです。
古いミニシアターだとネットでチケットを購入できないところもありますが、こちらはムビチケで買うこともできるので、シネコンと変わらないスムーズな入場ができます。
※窓口でも購入できますが、クレジット決済ができないので要注意。
ミニシアターはロビーが見どころと言っても過言でないほど、オリジナルカラーにあふれています。
上映される作品や次回上映される作品のディスプレイをデザインチックに並べられ、鑑賞前の気分を盛り上げてくれます。
エレベーターも華麗にデコレーションされ、ムード満点です。
今回は平日の午前中に行ったため、観客もまばら。
ロビーには座席も用意してありますが、私はミニシアターに来ると展示品を観るのが楽しくて座って待つことは滅多にありません。
シネコンにはない映画ちらしがたくさん置いてあるので、訪れた人たちもチラシに夢中になっています。
劇場への案内は上映開始の10分前で、シネコンと同じスタイルです。
ただ入り口でチケットを見せることはありません。
スタッフは2名体制なので、窓口で対応してくれた人が劇場に案内してくれました。
この小ぢんまりとしたホスト感も居心地の良さを感じます。
座席を選ぶ際、窓口の人におすすめ席を聞いて選びました。
今回上映されるのは2番スクリーンで、座席数は78席です。
「D列、E列(5列)が見やすい」ということなので、E列で鑑賞しました。
ミニシアターはスクリーンも小さいので、前列に座っても見やすい作りになっています。
席は配置をずらしているので、前の人の頭で邪魔されることもありません。
ミニシアターで鑑賞する際は後ろだとスクリーンが小さく感じるかも知れません。前列がおススメですよ!
今回鑑賞したのが1971年に公開した『ベニスに死す』のドキュメンタリー映画ということもあり、客層は圧倒的に女性が多く、1人で来てる人が多かったように思います。
公開初日の初回時間だったこともあり、何やら配給会社らしきスーツを着た人たちが客の入り具合などを見学しているようでした。
以上、新宿シネマカリテをレポートしてみました。
ミニシアターはコロナ禍の影響もあり、存続の危機にあるようです。
映画好きとして今後少しずつ訪れたミニシアターをレポートし、その魅力を紹介して応援していきたいと思います。
ミニシアターに行ったことない人もぜひ、気軽に覗いてみて下さい。
自分だけの特別な空間となるかも知れませんよ。
㉙この会社に入りたい…(機能性ディスペプシア闘病記)
はじめての方はこちらをご覧下さい。
㉙この会社に入りたい…
前回までの様子↓
就活を始めて3か月。
自宅の最寄り駅1つ隣にある企業に面接に行きました。
「週3日~OK。4時間~6時間勤務。時間・曜日は柔軟に対応します。」という条件を見て、これなら無理のない範囲で仕事ができそうだと思いました。
でもこれまでのように求人内容と面接で聞く内容が異なっている可能性も高かったので、今回ばかりはしっかりと自分の勤務条件を伝え、確認しました。
もしここで条件が合わなければ縁が無かったとあきらめようと思っていましたが、面接官の言葉は意外なものでした。
「ここの職場は女性が多くて、みんな子育てを経験してきた人ばかりですよ。今は介護でお休みがちな人もいますし、それぞれ事情を持ってます。でもみなんなチームとしてフォローし合ってきたので、大丈夫ですよ。」
「みんなチーム」や「フォローし合う」というワードが響き、仕事は営業事務で業界も未経験でしたが、この会社に入りたい…と思いました。
また機能性ディスペプシアという持病がある私ですが、女性が多くアットホームな職場の雰囲気を見て、体調が悪くなっても大丈夫かも知れないと思えました。
急なお休みでも対応してくれる体制が、何より安心させてくれました。
そして面接の翌日ー。
採用通知がきて、やっと仕事が決まりました。
就活を初めて3か月と書きましたが、実際は面接までいかない期間を遡ったらもっとかかっていました。
これまでの苦労(?)を思い返すと、やはり仕事は縁なんだなあと思えました。
ただ機能性ディスペプシアや持病がある人は、再就職することにとても不安を抱えている人も多いと思います。
実際、職場の予期せぬトラブルで身体を壊す人も少なくありません。
わたしは仕事をしていない状態で機能性ディスペプシアを発症したので、仕事を始めることはそのときの環境を変える1つの手段のようにも思えていました。
1つのことを何度も頭をよぎらせて考えすぎてしまう性格なので、仕事をすれば今ある悩みを少しでも考え込む時間が減らせるかも知れない…そう思いました。
そして実際、仕事を始めたことで忙しくなったものの、これまでの環境をプラスへと変えてくれたように思います。
もちろん大変なこともあったので、そんなこともこれから描いていこうと思っています。
次回は「㉚入社初日」について書きます。
今回も最後までお読み頂き、ありがとうございました。
『ベニスに死す』大好きな私が『世界で一番美しい少年』のドキュメンタリー映画を観て思ったこと
ルキノ・ビスコンティ監督の「ベニスに死す」(1971)で主人公を破滅に導く少年タジオ役を演じたビョルン・アンドレセンの50年間に迫ったドキュメンタリー。巨匠ルキノ・ビスコンティに見いだされて「ベニスに死す」に出演し、「世界で一番美しい少年」と称賛されたビョルン・アンドレセン。年老いた彼は、かつて熱狂の中で訪れた、東京、パリ、ベニスへ向かい、懐かしくも残酷な、栄光と破滅の軌跡をたどる。
2021年製作/98分/G/スウェーデン
引用元:映画com.
トーマス・マンの原作「ギリシア芸術最盛期の彫刻作品のような完ぺきな美しさ」の表現を見事具現化するような麗しさでスクリーンに登場したビョルン・アンドレセン。
世界中が彼の神々しいまでの美しさに心酔し、伝説的存在となって映画史に名前を残しました。
その後は表舞台で脚光を浴びることはなく、メディアも取り上げられることはありませんでした。
メジャー作品で言えば1本だけの映画出演に終わり、ビョルンの素顔を知る術がなかった世代(1970年代以降に生まれた人たち)は、『ベニスに死す』の映画のタージオはスクリーンの中にしか存在しないと思っていた人もいたかも知れません(少なからず私は公開からずいぶん後に鑑賞したので、架空の産物化していたように思います…)。
だけどビョルンは、ルキノ・ヴィスコンティ監督に見い出されるまで、ごく一般の少年に過ぎませんでした。
『ベニスに死す』の出演後から人生が大きく暗転し、人知れず宿命的な人生にもがき生きてきたことを、このこのドキュメンタリー映画で初めて明かされました。
当時から「美少年」と言われることを嫌悪していたビョルンは、賞賛し続けるメディアや熱狂的ファンに戸惑っていたということ。
彼への眼差しは常に欲に溢れたもので、身勝手なイマジネーションを押し付けられ、それを演じなければいけなかったということ。
自分のためではなく大人の指示に従うしかなかった少年時代を、ビョルンは訥々(とつとつ)と語りました。
彼にとってあの映画は呪いのようなもので、今でも解き放たれることができずにいるように見えました。
私は『ベニスに死す』を信仰するような気持ちで観てきただけに愕然としました…。
もしかしたら自分もまた、彼が最も嫌悪する対象にいたのではないのかと。
このドキュメンタリー映画は、50年後のビョルンの荒れ果てた生活風景から始まります。家主から「危険人物」とまで言われていることや、不甲斐ない暮らしに恋人が叱り続けている姿を見せ、完全に『ベニスに死す』のビョルンのイメージを破壊させました。
もしかしたらこれは、ヴィスコンティ監督に対する、あるいは『ベニスに死す』を愛してきた映画ファンへの復讐ではないかと思い、先を観るのが怖くなってきました。
だけどビョルンは何が起きていたのか、そのときの心情をある程度話すと、どこかぼんやりとした物言いで言葉を濁します。
ドキュメンタリーなのでもう少し真実を解き明かしてもいいように思えますが、壮絶な出来事を闇に葬ろうとしているのを感じました。
制作サイドも彼の意向を汲み、それ以上踏み入れるのを断念しているようにみえます。
(かつて観たマイケル・ジャクソンのドキュメンタリー番組で、本人の意向に沿わない形で放送した「Living with Michael Jackson」のようなイメージを歪ませる悪質さはありませんでした。両者の真摯な姿勢を感じられます。)
66歳になったビョルンは、白くなった長い髪と髭を生やし、老いた自分を隠すことなくありのままの姿をカメラに晒しました。
だけどその愁いを帯びた表情は、『ベニスに死す』で観たタージオと重なります。
ビョルンは時を経ても内気で繊細で傷付きやすく、少年のような無防備さが失われていないことに私は気付きました。
ただ時が過ぎただけー。
リド島の海辺に佇むビョルンを静かに映し続け、このドキュメンタリー映画は幕を閉じます。
それは『ベニスに死す』のラストシーンと同じ場所、同じカットでした。
まるで外見はまやかしであるということを訴えかけているようにも思えました。
ビョルンにとってこのドキュメンタリーの撮影が、決別と再生へ繋がることを祈るような気持ちで映画館を出ました。
老人の意外さに期待と裏切りが愉しめる映画『ドント・ブリーズ2』
あれから8年。盲目の老人は、惨劇の起こった屋敷でひとりの少女を大切に育てていた。少女と2人だけの生活を誰にも邪魔されないよう、静かに暮らしている老人だったが、少女に向ける表情には言いようのない不気味さが漂っていた。そんな2人の前にある時、謎の武装集団が現れる。彼らが少女を狙って屋敷に踏み入ってきたことから、老人の狂気が再び目を覚ます。(2021年製作/98分/R15+/アメリカ)
引用元:映画com.より
前作絡みの期待と裏切りが楽しい
『クワイエット・プレイス』と同様、先鋭的なホラー映画としてスマッシュヒットし、予定していなかった続編を作ることになった本作。
『クワイエット・プレイス』は前作のような新鮮な興奮を味わうことができませんでしたが、『ドント・ブリーズ』の続編は、前作をさらに色付けするような新しいドラマの盛り上がりを見せ満足度の高い作品になっていました。
前作は「強盗に入った家の老人は実はとんでもない狂人だった」という落し方が鮮やかでしたが、今回はその狂人であった老人が主人公です。
視点を反転させた新しさや、「それから8年後ー」と書かれたオープニングの説明が前作の不穏さを匂わせ、妙にゾクゾクとさせてくれます。
しかしあの惨劇が再び…と思いきや、映し出されたのは少女と身を寄せ合って暮らしている老人の意外すぎる姿でした。
2人の絆は固く、老人の愛情深さが全面に伝わってきます。
前作で見た身震いするような狂人ぶりが霞んでしまっているので、思わず戸惑わずにいられませんでした。
この少女はいったい…? 娘であるなら母親は…?
前作では事故で亡くした娘の喪失感から復讐心が目覚め、自分の子供を産ませるために女性たちを監禁していたのを思い出します。
娘への異常な執着心が絡んでいるのだと思うと、この少女との関係性を探ることが大きな見どころとなっていきました。
残酷描写で仕上げたアンチヒーロー感
前回はPG12指定(12歳未満は要注意)での公開です。
老人の鋭い聴覚によって、「音を立てられない」焦燥感で若者たちを追い詰め、暗闇の密室の恐怖を見事に展開させていきました。
続編は思い切ってR15指定(15歳未満は不向き)での公開ということで、心理的ホラーというよりも残酷な暴力描写が見せ場にもなっていました。
今回相手となるのはプロの犯罪集団ですが、序盤から見せつける殴打シーンで老人より極悪人であることが強調されています。
そのため、その後に繰り広げられる壮絶な戦いは、完全に老人に感情移入してしまいました。前作で老人の正体を知っていても、救世主に見えてしまう不思議。
観る人の感情を巧みに操る製作サイドの仕掛けが、小気味良くも感じました。
たどり着く真実がやっぱり予想外!
※ネタばれあり
最後まで観終わると、完全に感情を弄ばれてしまっていたことに気付きました。
老人の勇敢な少女奪還劇は、予想外の形で幕を閉じました。
結局、少女の両親は臓器目的のために娘を誘拐したということ。
老人は火事で逃げてきた小さな少女を連れ去って育てたということ。
その事実だけがはっきりと描かれていますが、火事が起きる前のことがぼやけています。
臓器移植を計画できたのは、最初から両親は娘を愛していなかったということなのかも知れません。だとしたら、少女が虐待されていた子供であったことを描けば、少女を連れ去る理由や、老人の最後の懺悔ももっと心揺さぶれらるものがあったように思います。
しかし前作同様、善悪が曖昧(あいまい)なのがこの映画の面白さなのでしょう。
人はいつだって他人を断片的にしか知ることができないことを改めて思い知らされた結末でした。
続編としてではなく、単体でも十分に愉しめる1本です。
㉘オフィスワークの面接へ
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㉘オフィスワークの面接へ(機能性ディスペプシア闘病記)
前回の様子↓
オフィスワークなら余程の重要ポジションでないかぎり1人体制ということはないと思い、再びオフィスワークの仕事探しを始めました。
そして運よく徒歩圏内で見つけ、面接はいい感じで進みました。
幼稚園児がいることを伝えると、
「他に育児中の方もいるので大丈夫ですよ。」
「夏休みはお休み調整しますね。」
と、とても好意的な言葉をかけてくれたので、わたしはもうその会社に入社する気分になっていました。
…が、1週間経っても何も連絡がありません。
少し前なら驚くべきことですが、最近は不採用だと通知さえしてくれない企業もあるようです。
本来なら面接の際に、
「採用なら○○以内に連絡しますが、連絡がなければ不採用だと思ってください。」
と事前に伝えるべきだと思うのですが、通告のない企業もわりと多いようです。
確かに不採用通知や電話がくると、自分を完全否定されたようでショックですよね…。就活への意欲も落としかねません…。
むしろ連絡がないのは、事実を真っ向から受け止めなくて良いのかも知れません。
ただ今回は、面接でとても良い雰囲気だったので「何故?」という疑問が駆け巡りました。
わたしは機能性ディスペプシアという持病を抱えて自分の体調に不安を持っていましたが、それよりも小さな子供を抱えて社会復帰をする難しさをもろに痛感しました(十分に分かっていたはずでしたが…)。
「短時間勤務OK!」「急なお休み対応します!」「育児中のママさん歓迎!」などのフレーズを見て面接に臨んでも、
「近くに頼れる人はいますか?」
「残業できますか?」
などと聞かれることもありました。
幼稚園児がいることを伝えた瞬間、あきらかに怪訝な顔をされたこともありました。
いつしかわたしの就活は、自分の体調の考慮よりも、子供がいても歓迎してくれる会社探しへと意気込みが変わりました…。
次回は「㉙この会社に入りたい…」です。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
㉗販売の面接を受ける
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㉗販売の面接を受ける(機能性ディスペプシア闘病記)
前回の就活の様子です。↓
電車通勤をあきらめ、無理なく自転車で行ける範囲で仕事探しを再開しました。
わたしが仕事できる時間は、子供が幼稚園に行っている間の午前9時~午後2時までという短時間と、自宅近辺というのが条件だったので仕事探しは難航しました。
そんなある日、ホテル内にあるケーキ屋で9時~12時までの販売の募集を見つけました。
接客経験がほぼゼロでしたが、ケーキ屋さんと言えば子供の頃に描いていた夢!
もしかしたら今こそ叶えるチャンスかも知れないと浮足立ったわたしは、意気揚々とした気分で面接に臨みました。
…が、撃沈です。
ロビーの一角でケーキを売っているのですが、販売は常に1人でこなす交代制だと説明を受けました。
見ると、ホテル内にあるためお客さんはそんなに多くなく、1人でも十分対応できるのが分かりました。
そして面接官には、
「前もってのお休み変更なら対応しますが、当日だと厳しいですね」
と言われ、幼稚園児を抱える身、また体調不安定な機能性ディスペプシアの持病を持つ身としては諦めざるを得ない労働環境であることを自覚しました…。
そもそもわたしはこの体調で働くことができるのだろうか?
そんな疑問を持ちながら、わたしの暗雲とした就活はまだ続きます。
次回は「㉘オフィスワークの面接を受ける」です。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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(更新しないと、すぐに順位が落ちるのですね…。)
㉖機能性ディスペプシアだけど仕事がしたい
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㉖機能性ディスペプシアだけど仕事がしたい
機能性ディスペプシアになって1年半が過ぎた2017年の春。
良くなったり、悪くなったりを繰り返しながら過ごすうちに、症状の限界が分かってくるようになりました。
当初吐き気があるだけで動くのが辛いと思っていましたが、慢性化していくうちに「これくらいなら大丈夫」という基準が少し見えてきました。
そして出産してからずっと専業主婦だったわたしは、仕事を少しずつ始めてみたいと思うようになりました。
わたしが仕事を始めてみたいと思った理由
・20代で培ってきたキャリアを少しでも生かしたいと思った
・仕事のブランク期間をこれ以上延ばしたくないと思った
・幼稚園のママ友関係に疲れてきた
・生活や老後資金を少しでも稼ぎたいと思った
・社会とのつながりがほしかった
・もともと外に出て仕事するのが嫌いではなかった
・機能性ディスペプシアの症状が悪化したときの対処法が少し身についてきた
最後に書いた能性ディスペプシアの症状(吐き気、食欲不振、胃もたれ)が悪化したときのわたしの対処法です。
①プチ断食を試みる。
→普段の食事の量をさらに減らしますが、1食抜くと胃の運動機能が衰えてしまうのでなるべく3食は食べるようにしました。
②消化の良いものだけを食べる。
→卵や豆腐、煮魚や鶏ささみが中心です。そこにブロッコリーや人参、ほうれん草などの副菜と野菜たっぷりのお味噌汁を添えていました。
③間食をやめてみる。
→基本的に市販のお菓子は消化に悪いので、期間を決めて制限しました。
④処方された薬をフルコース服用する。
→少し良くなると減薬を試みがちでしたが、やはり薬の効果は侮れません。
⑤ストレスになりそうな事柄をできるだけ避ける。
→私の場合ですが、ストレスになりそうな人との付き合いをできるだけ絶つことでした。(これがとても難しいのですが…)
⑥疲れすぎないようにする。
→疲れたり、風邪をひいたりすると胃の運動機能が落ちているのを感じました。
⑦セルフケアをする。
→このとき行っていたのはヨガやこんにゃく湿布、瞑想やあずきカイロです。
わたしの場合ですが、症状が悪化したときはこれらを実行すれば、だいぶ落ち着いてきました。
いざ面接!
そして、四コマ漫画のようについに面接を受けることになるのですが、緊張のせいか、車内で気持ち悪くなってしまいました。
面接はあえなく断念。
とてもやりたい仕事だったのですが、今の体調では電車通勤が厳しいことを実感しました。
このときのわたしは電車に乗って通勤している人の姿がとても生き生きとして見え、トボトボと家路につきました。
次回は「㉗販売の面接を受ける」です。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。